2025/09/24(水)
シップって意味あるの?
カテゴリー:その他の症状

こんにちは!
横浜市中区で整体院桜花の院長で
関節トレーニング認定インストラクターをしている佐野です。
患者さんから
「痛みがあるときにシップを張ってもいいいの?」
「シップって本当に意味あるの?」
と聞かれることがあります。
また整体師の中には「シップは意味がない」と否定的に話す人もいます。
おそらく多くの人がイメージするのは
ドラッグストアなどで買える冷シップ・温シップで
根本的解決軟部組織にはならないと考えれいるのだと思います。
では実際のところはどうなのでしょうか?
シップの医学的な根拠
1.有効成分入りのシップ(お医者さんが処方するタイプ)
・NSAIDs(消炎鎮痛成分)入りのシップは筋肉や関節の炎症、痛みに対して
飲み薬と同等の鎮痛効果があることが複数の研究で示されています。
・特に変形性膝関節症や捻挫、打撲ではエビデンスがあり痛みを和らげる目的で
世界的にも使われています。
2.冷シップ・温シップ(成分なしタイプ)
・成分による「消炎作用」は期待できませんが
冷感、温感の刺激が神経に作用して痛みの感じ方に対して一時的に
作用することがわかっています。
・「ゲートコントロール理論」や「神経感作の抑制」といった研究で支持されていおり
痛みから解放される感覚を得ることには十分意味があります。
シップの役割は「根本治療」ではなく「痛みとの上手な付き合い方」
ここがとても大切なポイントです
・シップを貼ったからといって痛みの原因(筋肉のアンバランス、、関節の動きの悪さ)が治るわけではありません。
・しかし強い痛みを放置することは体にとってストレスです。
- 交感神経が優位になり回復が遅れる
- 痛みを回避するような姿勢をとり体のバランスが崩れる
- 結果的に痛みが慢性化してしまう
だからこそ
「シップで少しでも楽になる→その間に生活の質を保つ→体を正しく動かす、根本的な改善に取り組む」
という流れが理想です。
実際の患者さんへの答え方
「シップを貼ってもいいですか?」と聞かれた場合にこう答えています。
「貼って楽になるなら構いません、ただしそれで終わりではなく根本的な原因に向き合うことが重要です。」
つまりシップは「対症療法」としてのサポート。
本当の意味で痛みを繰り返さない体にするのは
関節を支える筋肉を鍛えることや日常動作の改善が欠かせません。
そのため整体院桜花では
患者さん一人ひとりに合った
12個の関節トレーニング(セルフケア)をお伝えしています。
基本的には
セルフケアで体の管理をして
しかし生活をしていれば
予期しない負担やダメージかかかることもあります。
そんな時にはシップを使いながら
根本的な原因に向き合ってもらえれば良いと思います。


11月16日(日)まで
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